7月4日、東雲高校で学校振興会の総会が開かれ、市から補助しているお金の使い道や今後の方向性及び、役員等の顔合わせの会が行われた。
その会が終わった後、市長と教育長は
丹波篠山市の高校は確実に減らされる、そういう話を県の教育長から聞いているという流れで、今東雲高校として何をすべきかを全体に問われた。
酒井市長の3校の存続は無理のとのことで、1校にしてより良い形で県に話を交渉して行きたいというふるさと1番会議からの流れを東雲高校の校長たちやPTA会長などへの説明が、学校振興会の後に非公式という形、いや意見交換という形で行われたが、3校を1校にすべきという主張ではないが、今考えておかないと県の良いようにやられてしまうという、その前にこちらから1校減らすなら3校1校にして素敵な魅力ある学校を作るというもの
東雲高校の校長はその3校が1校になるという決めつけの動きが、子どもたちの市外への進学にさらに拍車をかけているという意見がでて、それはかなりごもっともな意見となったが
市長は、そんなことはない、私たちはしっかりとやってきた。3校を残すために一生懸命やってきた。いろんな手を打った、やるべきことをやった上で今後を考えているとのこと
民間企業を経験したことが無いのだろうか?努力したけど結果はダメでした。子どもたちに市内の高校の魅力が伝わらないでは、民間企業なら社長交代という話、自分のお金ならそんな悠長なことは言ってられない。
PTAの方から、市と議会は同じ見解かと聞かれたため、それは違うと伝えています。
一緒に行った前田議員は3月の一般質問で「3校を残すべきだ」という主張をされたため、意見すると市長からすぐに反論を受ける形できつい言い方をされていました。
私はきちんとこの3校の議論は市長と交えたことないので、民意の「市長がすでに3校の存続をあきらめている」という意見の元、選択肢が1つで動くのではなく、今の様に3校を1校にするという方向性は1方では必要であるものの、今ある3校を残すという方向性や県への働きかけはさらに必要だと伝えました。
そうすると市長は県の市長会でも、県の教育委員会でも全力でやっているとのこと
もう一度民間企業の運営に戻るが
子どもたちが市外へ流れる本質への理解
自分たちは自分たち目線でしっかりやってきた
3校を残すことはもうどうしようもないと言っているようでは、丹波篠山市の未来ある子どもたちの高校を守ることはゼロになります。
まだ0.000001%でも可能性があることを、早々と切り替える
最低でも「3校残してくれ!」と「残せないなら・・・」という2つの方向性で行くべきだ!とのことを伝えました。
そもそも「残せないなら・・・」という考え方やプロジェクトチームは、どこを見て動いているのか?
高校3校を1校にする意見として・・・
丹後教育長は「全部混ざった高校が素晴らしい」との意見
インクルージブ教育という観点で考えると素晴らしい部分ですが、それは基本義務教育でやるべきで、まだまだその考えは義務教育の段階。その教育長としての管轄の部分があまりできていないのに、管轄外の高校の話ではそれが大きく出てくる状況
高校からはその土台でできたものを、いろんな地域、いろんなカテゴリーの中で、共通の目的をもった子たちが切磋琢磨していきつつ、土台を活かした関係で過ごしていくことが望ましく、そこの選択が子どもたちの人生の中での初めての選択となり、選ばないのも選択、選んで悩むのも選択という大切な部分となります。親の方針として偏差値や大学に向けての方向性を考えるのは必然であり、今ある3校の良さがいろんな価値観の親や子に最適であると考え、今丹波篠山市として、しっかり県にそれを伝えていくべきであると思います。
高校の先生が
「3校が1校になるという流れで動いているようにしか見えない、それしかないという風にきこえる」「鳳鳴義塾高校?総合高校?名前まで決める必要はあるのか?」という意見は、高校で子どもたちの支援をしている先生方には悲しいことだと思います。
私と市長との意見交換はこれ以上ここでしてもしょうがないので、一般質問などで話をしていけばいいかと終えましたが、来年度に県から通達が出る前に何ができるか?
皆さんの意見を聞きながら動いていきたいと思います。