第4回教育委員会定例会の傍聴

本日は安井議員からのお誘いで、教育委員会の傍聴に行ってきました。

初めての傍聴でしたが、今日は1時間強

長い時には3時間などになるようで、議会と同じく外部団体がしっかりと教育的視点をもって

いろんな意見をされていき、それを市の部長や課長が回答するもの。

今日は学校教育用図書の採択した基準などの説明がありました。

国連がインクルージブ教育を推奨する中で、今の丹波篠山の教育はまだまだ教育を分けるスタンスで、それが教育長の言う【個別最適化の学び】に繋がるものだという形に聞こえました。このインクルージブ教育の辺りは、今後の私の議員活動の核となる部分なので、しっかりと対応していきたいと思います。

ただ、今のままですぐにインクルージブ教育になるとは到底思えないので、土台も含めてみんなの意識を変えていくことを2年・3年と4年の議員活動の中で行っていきます。

そのほか、指定文化財や、教育委員会の点検・評価

寄付採納、後援名義の使用なんかもありましたが、うちの団体のも載ってました。

いろんな意見がありますが、法的には問題ない議員と法人の代表等々、代表もしくは施設長を譲れるよう今年は頑張って引継ぎしていますが、どこまでいけるでしょうか?という感じ

その他、小中学校の問題行動や校長会や教育長の話がありました。

教育長の話では、議員の一般質問について大きく振れられ、いろんな意見が教育の中に入ってきていること、お金があれば対応できるものもあるが、なかなか難しい現状のことなど

教育委員の第3回定例会のとある委員の意見の中に

「議員は知らないだろうが、教育の概念は・・・」といった文面があった。

さて、今回の議員たちには

ITの専門家である本多議員、農業の専門家の大内議員や荒木議員、市の部長OBの稲山議員や野々村議員などがおり、その中に教育とスポーツと発達の専門の端くれである私もいます。

教育とスポーツ科学、身体の発達を学びにドイツへ留学したことなど、世界から見た日本や世界からみた過疎化に向かう市への子育てなど・・・他市ではたくさんの講演や講義をさせてもらい、子どもの発育発達を通した最適な学びを意見して今に至ります。

今後、この教育委員や教育委員会の中に、いかに教育の専門家の端くれとして、今までの既成概念を破る動きを理解していってもらうかが今後の大きな流れになってきます。

さて、だれ一人取り残されない教育のために、一番下の裾上げをしっかりと行っていきます。

今の中間教育の問題点を改善すべく、しっかりと意見を吸い上げていきます。

これからも今の教育、今の学校に対して思うことがある方々は

遠慮なく「090-9869-7764」にお電話ください。

たくさんのご意見を元に議員になりました。

立場の弱い人、困っている人、不登校や引きこもり、いじめ

これは本当に当人たちは大変なことです。

なってない人にはわからない世界です。ここにしっかり目を向けていきます!

視るべきところは学習だけではなく心です! 心の教育が大切です!

心の教育が未来の日本を創る子どもたちへの1番大切な部分です!

周りで悩んでいる人がいらっしゃったら、ご連絡ください。

悩んでいるときは視野が狭くなりつながりも減る場合があります。

それをつないでいきます。

夏の正装は暑いです・・・

安心して住める丹波篠山市にむけて

最近のゲリラ豪雨の影響が地域にたくさんあります。

先日の7月の豪雨の時も地域にいくつかの被害がありました。

そういった防災のことに関して、先日自治会の方から要望があり、自治会としても市には話しをしているが動きがゆっくりだということで、私のところに話が来ました。

今後、市と協議していきます。

今まで問題なかったところが問題になる気候

こういったことが市として、すべて要望で動くのではなく

何か困ったことはありませんか?という姿勢が必要であると思います。

昨日と今日は前市議会議員の栗山さんと一緒に、その被害があった場所を見てきました。

これは次の豪雨が不安になる状態

しっかりと市と協議していきます。

調査・研究

Facebookにはえがお(児童発達支援施設)の様子が多く載っていますが

議員活動も毎日いろんな場所に行っています。

ここ最近は教育委員会にて就学変更の基準やその細かい理由をお聞きしたり

他市へ赴き、同じ条件でどう違うか調査しています。

ただ、こうやっていろんな担当者と話していくと、市のHPの不親切さが多く

困った人が見た場合の理解や解釈をどのあたりにするのか?

理解力が高い人にはそう問題ない内容でありつつ

合理的配慮には大きく欠けるHPであるとは思います。

もちろん、今のHPはだいぶん見やすくはなっているのですが

やはり読みにくい人や、理解しがたい人への観点で書かれているわけでは無いため

理解しがたい方には大きな見落としの部分が出るように感じます。

こういった配慮に関しては、合理的配慮を細かくお伝えしていかないと

情報を公開している当の本人たちは、その問題点に気が付かないものかもしれません。

私が普段関わる発達支援が必要は方々も、どういった部分が分かりにくいのか?

どういった部分に配慮が必要なのか?なぜ困っているのか?

人は知らないことで知らぬ間に差別していることが多くあります。

そのために

このお互いの壁を取り除くのが今の私の大切な仕事だと思っています。

これは議員になろうが、なってない場合も同じことです。

だれ一人取り残さない、これは本当の意味で難しい課題ではありますが

人はみな同じではなく、合理的配慮がもっともっと必要です。

合理的配慮、障がい者や妊婦や高齢者のみが必要だと考えがちですが

実は今の学校などもすでに合理的配慮に欠けていることに気が付かない現状があります。

これが今一番の調査研究ではあります。

ひきこもりや発達障がいの方の支援

議員になる前から行っているひきこもりや発達支援のいる大人の方への支援

これは月曜日から土曜日の18時から19時半、19時半から21時の2枠で行っています。

今は議員活動が忙しくなったこともあり、すべて前と同じように受けれていませんが

やはり就労Aや就労Bや引きこもりの支援だけでは足らない現状もあります。

また身体の発達ができていないことでおこる心の不安や思考の偏りの支援は、発達支援の専門家にしかできない領域であり、まだまだこれを行える人は全国にも少ない(自画自賛ですが、年間200回を超えるセッションをしている人は少ないと思います)

ただ、今のえがおという児童発達支援施設では私と数人しか行えない状況であるため、引継ぎをこめて職員に伝えていっています。

こういうものは1日2日で引き継げるもではなく、1年はかかると思いますが、根気よく弱い立場の人のために役立てる職員を創っていきたいともいます。

ちなみに、子どもの運動発達支援は同じように職員に引き継いでいっていますが

子どもの方は全国からセッションにお越しになるので、責任が大きく不安になる職員もまだまだいます。

人数が多いのもダウン症の方や重度の自閉症の子への運動発達支援や不登校の子への運動発達支援がまだまだしっかりと行える人が少ないことも原因としてあります。

※不登校の運動発達支援・・・身体を整えることで、心や思考も大きく変わってきます。このメカニズムがしっかりと分かって支援できる人が、まだまだ少ない現状があります。

こちらも年間300件を超えるセッションを行っているため、しっかりと技術と心を引き継いでいきたいと思います。

丹波市の議会との合同研修会

少し前から毎年丹波市の議会と合同研修会を行っているようで、私にとっては初の参加でした。

しかし元々丹波市の議会の方々とは、旧芦田小学校を借りて【児童支援センターえがお芦田】を運営させてもらっていることや、去年度に丹波市議会の勉強会で【発達障がいと運動療法】について講義させてもらったこと、えがお芦田が市にひどい扱いを受けていた時に丹波市議会の議員さんに助けてもらった経緯もあり、かなりの方がお知り合いといった状況。

今回の研修は

【総合治水の取り組み】の講演を県民局土木事務所の所長から。

かなり細かいことをお聞きし、丹波篠山と丹波市の差や、今一緒にできることなんかがよくわかりました。

安井議員が今回の一般質問で「丹波市と丹波篠山市の合併に伴うプロジェクトチーム」のことを提案されており、それが出るかと思いきや、今回はスルーでした。

今回は丹波市の第2庁舎で講演会や会議が行われましたが

ここは丹波市の障がい福祉課がある場所。

よくいろいろ話し合った場所で、別の形で来るとは思わず少し不思議な感覚に。

両市が連携していい形で進んでいければと心から思います。

いろいろなご相談

いろんなご相談をいただき、そのことに関して市と協議させていただいています。

特に先週から今週はバタバタでした。

①地域の草刈りの件・・・自治会からの直接の要望で解決

②文化財の保存について

 行政経営課の部長と課長と一緒に、その文化財の経緯について調査

 現時点で文化財として考えていくことは難しいが、河原町のまちづくり協議会や河原町街並み保存会を通して、景観の観点からなら可能かもしれないという結論に。

 まずは依頼団体にその旨を話しし、河原町の議員2名(堀毛議員・本多議員)にも話をしていきたいと思います。

③就学変更の話

 お母さんの不安が強く、教育委員会の説明がうまく入っていない状況もある。

 もちろん教育委員会の良い方も不安を抱えている方には安心とはなりえないことも多い。

 お母さんと今の娘さんの現在地や発達状況をゆっくりと勘案し、そのことから今必要となるべきことを考えるように話をすると、意外な方法が見つかってきています。

 これもやはりじっくりゆっくりした対話をして、安心安全を作ってあげることで本当の意味でも前が見れるかと思います。

④フリースクールの見学

 フリースクールの見学を他市にいかせてもらいました。まだまだ金銭的な部分で親子の安心に近づけることは難しい現状はどの市にもある。

 適応指導教室やゆめハウスという教育支援センター(丹波篠山はそういいます)は市が運営しているため無料だが、学校に戻すことが主になっているため課題が多い。

とりあえず、えがおという施設との2足のわらじはなかなかハードです。

といった近況。

今田こども園開園式と宝塚市議会70周年シンポジウム

7月13日(土)午前中は今田子ども園の開園式に出席

丹波篠山の木で造られた園舎

素敵な香りと優しい気持ちにさせてくれる園舎でした。

今田保育園と今田幼稚園がハザードマップで危険とのことで、幼保が一緒になりました。

すてきな空間に心が和みました。

昼からは宝塚市議会70周年シンポジウム

これだけならあまり興味がわかなかったのですが

宝塚市議会が全国2番目の女性議員が過半数を超えていること

市長が前任者も含め、2人とも女性だということ

それと・・・

野田聖子さんの基調講演

やはり生の声とエネルギーはリアルタイムに限るなと思いました。

すごいエネルギーをお持ちの方で、子どものために少子化のための何ができるかを真剣に考えられていました。

私は丹波篠山市も女性議員が半数は必要だと豪語しています。

ただこの野田聖子さんは半々で当たり前とのこと。

確かに男女比はほぼ半々なので、女性が議員や市長になることは必須だと思います。

ダイバーシティ(多様性)も私が大切にしていること

このダイバーシティにはアンコンシャス・バイアス(無意識の差別)が多くありますが

今回心に刺さったダイバーシティは

定年という制度、定年後の働き方も大きなダイバーシティの問題であること

多様性を認め合うことは、1年・2年では難しく、10年くらいの月日をかけてやる必要がありますが、働き方改革や残業をしない職場に向けての人材確保は、今後さらに難しくなるが、多様性の考え方や共存で解決できることも多い。

今後大切にしていきたいことです。

最後に・・・

宝塚ホテルのあたりは、昔宝塚ファミリーランドがあった場所

親と来たり、息子たちと来たり、養護施設の子たちと来たり

親戚が線路を挟んで山側に居たので、よく入った遊園地でした。

今でも残っているところは歌劇とこの門くらいですが

目を閉じると思い出がよみがえります。

この門の下にはお土産屋さんがあって、その奥に象さんがいる。

その左側にホワイトタイガーがいたところ、その奥にテントウムシの乗りもの

お化け屋敷もあったな・・・

みんなでキャーキャー言い合ってたな。その頃の子たちはもう大人になってるけど、大切な思い出として残っているだろうか?

いろんな思い出が蘇るひと時でした。

ありがとう、宝塚。

所轄事務調査 「民生福祉常任委員会」

本日は終日所轄事務調査として

市民生活部と消防本部との話や現地視察を行いました。

まずは市民生活部との話し合いと防災設備の備蓄について、調査しました。

大きな災害時の避難場所としての学校の備蓄の問題

防災無線の全市への対応

これは1台2万+電波の不具合時の追加アンテナの関係で、金銭的に無理とのこと

西紀地区と多紀地区はある程度配置済みとのこと

この部分で、防災無線の障がい者や高齢者宅への設置や、非常電源の問題について

非常電源は発電機では一定の電圧が供給できないらしく、バッテリー式でないと円滑電源が供給できないというリスクはわかりつつまだ検討段階とのこと

これは丹波篠山に大きな災害が来ていない神話からくる緩い思想らしい。

市の課長からプラグインハイブリッドの車にお願いして・・・という意見も出たが

自分宅も困っているときに、そんな他人のためにフォローできるだろうか?

本人も備蓄しておく必要があるが、自助・公助の関係は大切にして、公としてどこまでやっておくのかが大切であると感じました。

そこから各消防署へ

築44年の消防本部は、旧篠山町時代のものであり、27人体制から60人体制に変化しているものの、27人体制のままの大きさ

女性の休憩所は2名まで、それでは女性の消防士が2名以上夜勤で働けない状況

お風呂も男性は中にあるが、女性は通路を渡って外・・・でした

何にしても食堂もすべて60人が使えるものではなく、服も棚にかけると乱雑に見える状況

はやく検討する必要があります。

また西(西紀)と東(多紀)と南(今田)の出張所の問題

西の西紀の事務所はLEDの数が少なくかなり暗い・・・気分も落ち込みそうな事務所

東の多紀の事務所は平成時代に新築したようで、一番まともだが365日24時間体制ではなく、南の今田との1日交代で、車両も人員も移動する様子

先日のふるさと1番会議で今田の方は、2日1回救急車が居ないので、いない日だと外れだといわれていた。

消防署の方と、後何名増えれば365日24時間体制は可能か?と問うと

働き方改革もあり、今すぐに人数は出せないとのことだったが、これも課題

人命を守ってくれる方々の職場改善と、地域の要望も大切にしていきたいと思います。

就学変更

毎年、児童発達支援の施設長として就学変更の相談を受ける。

就学変更とは・・・

お住まいの地区が就学指定されている学校以外の学校へ就学を希望する場合は申請が必要です。

指定就学校を変更できる場合は以下の場合です。

住居に関する理由

転居予定のため、予め転居予定校区の学校に通学させたい

家庭に関する理由

保護者の就労状況又は病気療養等により、下校後の当該児童生徒が保護に欠ける状態にあり、希望校の近くに保護先が確保されている場合

教育的配慮に関する理由

いじめや不登校等の問題で、指定校への就学が困難な場合又は病気や身体的理由により指定校への就学が困難な場合

部活動に関する理由

転居により指定された中学校に従前の学校で取り組んでいた部活動がなく、継続して取り組みたい場合

その他

児童生徒の具体的な事情に即して適当と認められる場合

といった例が書いてありますが、基本は校区外への就学変更はままならない。

それだけ教育長の権限が強く、今の丹波篠山は難しいらしい。

隣の丹波市でみると少し緩和されつつあるようだが、丹波篠山は頑なという状態。

前年度は今年度と例は違うが、シングルファザーとしての就学変更が認められず

大阪の学校へ転校してしまうという事例もあり、今年度はケースが違うがなんとかしてあげたい。

去年までは一施設長として対応しましたが、なかなか話し合いになることが難しい。

今年度も議員として話を聞いては貰えるが、まだまだ方向性が難しい。

教育的な配慮とその他の部分でひっかるかる部分があり

心の不安を大切に考える必要があります。

専門的支援施設である児童支援センターえがおの施設長と共に

今後の要望をしていきたいと思っています。

すべては立場の弱い人のために・・・

さまざまなご意見

これどうやねん!

これ分かってんのか?

どこまで調べたんや?

などたくさんのご意見を頂き、日曜日と月曜日は育てていただいた丹波篠山の市内を走り回らせていただいています。

ご期待をしてもらいつつ「あんまり期待してないけどな。」と叱咤激励を笑顔で仰るその顔から、この故郷【丹波篠山】を何とかという思いが強く感じられます。

「呼んどいて作業しててごめんな。」と優しい言葉をかけてくれつつ

「畑来んなら、その格好はおかしいで。」と素敵な冗談もいただき

今後の姿勢・市政にしっかりと活かしていくことが大切だと思っています。

誰がやっても一緒や、過疎化の一途や!と言われますが、思いを聞くことから始まります。

選挙の時だけええこと言うて!という言葉も至るとこでお聞きします。

小さな意見も大切にする

これが私の一番の主張だったはず

しっかりといろんな意見を聞きにまいります。

今後とも、遠慮なくご意見ください。