児童虐待や子どもの貧困について

この2つの課題は全国的な課題でありつつ、私が住む丹波篠山でも起こっています。

子どもたちは守られるべき存在であり、未来の宝であるにも関わらず、虐待を受けたり、ご飯を普通に食べられない子たちがいます。

このお話をしても、本当に困っている人は少数派であるため、なかなか信じてもらえません。

実際に丹波篠山でもたくさん起こっています。

ひとり親家庭だからといわれる場合もありますが、虐待に関してはそういう背景だけで括るべきではありません。

当たり前にご両親がいて、当たり前に暮らしているだろうと思われる子たち。

そんな子たちの中にご飯が食べれず、給食が楽しみな子

毎日暴力を振るわれたり、ご飯が食べれない子

しつけと称してご飯や好きなことを取り上げてしまう家庭

そんな家庭がまだまだ見えない状態としてたくさんあります。

なぜ、そのようなことが起こるのか?

それは子どもたちが声をあげる力がなかったり、周りの大人が無関心だったりすることで起こります。

実際にご飯が食べれず、苦しんでいる子がいます。

とくにそういった虐待は表に出てきにくい虐待であり、子どもも助けてほしいとは言えません。

そんなん言えるじゃないか?という人もいるかもしれません。

しかし小さいころから虐待が日常化している家では、子どもにとってそれが当たり前の世界であり、それが困ったことだと子どもの間は表明することができません。

今回3件のそういったご家庭と繋がり、保護者にお話をしましたが、しつけの意味が分かってらっしゃらない家がすべてでした。

子どもは大人の所有物ではなく、いうことを聞かせる存在でもなく、一人の人格をもった大切な存在ですが、まだまだそういったインクルーシブ教育の多様性は理解されません。

残念なことですが、法に頼るしかなく

児童福祉法第29条を使うこととなり、子どもは児童相談所に一時的に預けることとなり(こういうことを一時保護といいます)、1名は児童養護施設に緊急入所となりました。

施設に預けてかわいそうに・・・という人がいました。

私も20代のころ、児童養護施設に勤務しました。

一番信頼する親に虐待されることで子どもの心は大きく壊れてしまいます。そのことによって大人になっても人を信用できない子になったり、すごく人生を苦労していきますが、すべてを受け止めてくれる児童養護施設は、子どもの心の回復に大切な居場所の一つです。

日常的に虐待を受け、ご飯もろくに食べれない、人が信用できないような問題行動を起こす状態となっている子どもの心を守ること、それは大切なことです。

もちろん、そんな虐待を受けている子どもたちは、それでも親が大好きです。

親に代わってほしい、頼むから子どもを大切にしてくれよ!涙が出る事案でした。

親御さんが苦しんでいることもわかりますが、子どもは親しか頼れません。

こういった活動は議員になったから行っているのではなく、児童養護施設に勤務した20代の経験から、丹波篠山内だけでなく、いろんな地域でこうやって動き、もちろんやり方を間違ったことも過去にはあるため、殴られたり脅されたりしたことも多々あります。

子どもたちを守りたい。

こういったことがまだまだあるんだという事実をみなさんに知ってほしい。

あなたの身の回りにも、苦しんでいる人はたくさんいます。

大人でも、夫婦でも虐待(DV)はたくさんあります。

変だな?と思ったら、地域で子どもたちや弱い立場の人を守っていきましょう。

まずは知ってください。

虐待とは・・・

兵庫県立東雲高校の入学式について

4月8日、東雲高校の入学式にいってきました。

この高校は、少し中学時代に課題があったとしても、誰一人取り残さない教育方針のもと、みんなで卒業していこうという思いの強い学校であり、多様性を大切にされています。     うちの児童発達支援施設の子たちも過去何名もお世話になっている素敵な学校です。

もちろん、そういった子たちだけでなく、近いからくる子、あたたかい学校だからくる子、 農業や地域一体型の学校だから選んだ子も来ており、なんといっても丹波篠山になくてはならない学校であると感じています。

今回も多様性を大切にする東雲高校で入学式を見ることができ、心から感動しました。

いつもは無いのですが、今回は保護者に知り合いが多く、写真を撮っていただきました。

この素敵な高校がいつまでも丹波篠山にあるように

できる限りのことをしていきたいと思います。

丹波篠山国際博のバリアフリーについて

丹波篠山国際博が4月1日より開幕しています。

たくさんの人が南にあるお城横丁なんかにもお越しになられて、国際博をやってよかったという思いの中、障がい者や高齢者への配慮に欠けるイベントになっている部分があります。

同じ内容は国際博担当部署の部長にも文書で提出しています。

お城の登り口で、車いすや障がい者への配慮をしているところは一部のみ(上記写真参照)

実際は・・・

結構な勾配になっているにもかかわらず、また車いすの車輪がハマるような場所が多いが、車いすの走行のためのシートの配慮がない。

写真ではなだらかで勾配もないように見えますが、実は角度は4℃でも老夫婦だと押すのが困難になってきます。

実際に1日の日は、プロジェクションマッピングを楽しみにしてきた車いすの老夫婦が、上記写真の入り口から曲がり角まで行けず、苦しんでおられたが、お手伝いがなかったため、私が手伝うことにしました。

私は前々職の障がい者センターで、車いす介助の講師や操作方法の講習を行っていたが、前輪を持ち上げてこのお城を登っていくのはかなり苦労しました。

評価としては、大人2名の介助が望ましい勾配であると感じました。

この件を市の担当部長に言いましたが「文化的遺産の法律が・・・」とのことで、話し合いになりませんでした。

京都の二条城なんかは車いすへの配慮がきちんとなされています。

【車椅子で行く京都】二条城Wheelchair Accessible in Nijo Castle – 旅ちゃれんじ!車いすや高齢者でも利用できるバリアフリーなホテル・温泉・観光地【Accessible Trip】

姫路城なんかも、一部当事者の目線がない部分もあるため、これは兵庫県の課題になるのだろうか?

なんにしても、多様性や弱者を守るためのバリアフリーは必要不可欠であり、しっかりと対応していくべき内容だと感じます。

<以下、部長に提出した文章の一部です>

国際博のお城観覧についての障がい者等利用の件です。

4月4日に国際博担当室にもお伺いしてお話しました。

篠山城の障がい者の観覧できない課題は、以前より挙がっている大きな課題であり、車いすの方や障がい者の方々が登れないという苦情を市にも挙げておられます。

今回、6年度の議会への説明の中で、国際博のプロジェクションマッピングに対して、車いすの方の配慮はどうするのかということを国際博の市の担当者に確認(私以外の議員が)していましたが、近くにいる人がフォローしていきます、という返答でした。

そこから今回の課題へとつながりますが、4月1日の19時からのイベントの中で、車いすの方が上がれず、ものすごくゆっくりと上がっていく途中に私がその老夫婦に会いました。

まだ入り口で切符を切った10m先の橋の上くらいでヨロヨロされており、市の担当者もボランティアの方も見ているだけだったため、私が代わりに押して上がっていくことにしました。

今の整備されていないお城を登ったり下りたりするには、車いす操作の技術が必要となり、誰もが簡単に行うことはできません。

私は他市の障がい者センターに長くおり、車いすの技術講習の講師などをしていたため前輪を持ち上げながら大人の車いすの方でも最後まで上げ切りましたが、車いすに乗った大人の方を今のままの未整備の道路で上まで上げようとすると、介助には大人2名が必要かと思います。

逆に降りるときは、後ろ向きに降りるので、慣れた私でも怖いと思う箇所がいくつかあり、後ろ向きに降りるために同僚の荒木議員に後ろの案内を頼みました。

お城の寸前まで行くと、車いす用のシートが置いてありましたが、そのシートは入口から上まで必要であると思います。

また、杖をついた方や、歩行が不安定な方、車いすや電動車いすの方々のためにも、歩行補助のためのシートは必要不可欠であると感じました。

また、お城横丁も、芝が柔らかすぎ車いすや歩行困難者の歩行に関して、難しさを感じたため、こちらは人工芝を引くことで対処は可能であると思います。

※もちろん本来であれば歩行補助のためのシートが必要ですが、

人工芝の対応でも無いよりは増しだと考えられます。

(※本来はプラスチックのボードを並べていきます)

今まで課題として挙がっていた障がい者の篠山城の見学できない方への対処を、国際博を通して、丹波篠山が立場の弱い方々も自由に古き良き場所を回れるようにするチャンスだと思います。

逆に今ならそういった障がい者の対応は行いやすいと思います。

1日の昼間もお城横丁にはお伺いしましたが、そこにお越しの方のご意見では、お城横丁も夜は暗いと言われていました。

電気を増設したりして、もう少し華やかさを出されてはという意見もお伺いしています。

私も丹波篠山にお越しになる方々が、丹波篠山にの素晴らしい国際博を満足して帰っていただきたいと思っています。

お城横丁から駐車場に向かう道も、押している方は大変そうでした。

誰にも優しい街、丹波篠山に向けて!

これからの学校の在り方は?

生成AIも活用し脱チョーク&トーク

 AIなどのテクノロジーとの関わりのためには?


 未来の子どもを育てるための先生を育成していくためには、学びの空間改革も併せて進める必要があります。

 先生がチョーク&トークではだめで、黒板を教室の壁3面に設置する必要があります。

 GIGAスクール構想の教育改革は、

 ・最初から教科書を開く授業
 ・全員が前を向いた机の配置
 ・教師を向いての発言
 ・学習課題を「めあて」「~しよう」と表現する授業
 ・協働的な学びがあっても個別最適な学びがない授業

  といったものを無くすためのものだと考えられています。


 教科書をすぐに開いてしまうと、そこには問いだけでなく、過程や答えが載っている。      学習課題を教員から一方的に提示してしまうと、子どもの問題発見につながらない。       たとえを元に考えるのではなく、その子どもの独創性を育てるためには、例題は必要ないことも多い。                                        また、机が前を向いていることや教師を向いて発表することは、教師主導の授業になっている表れであり、その意識的な改革も必要となる。                       協同的な学びを意識するあまり、個別最適な学びは意識されているだろうか?

丹波篠山でも個別最適な学びとは言われているが、まだまだ協同的な学びは多い。

重要視されていない学習の仕方の指導

 これからの授業を良いものにするには?

 (1)基礎・基本の知識・技能を先生が指導する
 (2)学習の仕方を先生が指導する
 (3)先生が課題を提示し、子どもが解決する
 (4)子どもが課題発見も解決もする という、四つの段階があります。


 日本は(2)の段階があまり重要視されていないのではないかと感じることが多い。     

 秋田県などの教育先進地域では、この段階の重要性を理解しているデータがあります。


 全国に子ども主体の教育を発信するには、理念だけでなく具体的な理論まで含めてシェアする必要があり、「理念」と「理論」と「具体的な指導方法」を若い先生方に示すと、ものの見事に3カ月で教師主導から子ども主導の授業になったという事例もあります。        (鳴門教育大学教育学部提供)


 これからの教員養成は、教職課程カリキュラム改革だけでなく、DX改革も両輪で行う必要があり、ICT機器はツールではあるが、それらを使いこなす力は基礎力であると認識してほしいと考えます。

一般質問振り返り

たくさんの方々にご意見をいただき、心より感謝します。

ご意見の中にあった元先生の意見を中心に振り返っていきたいと思います。

①スクールカウンセラー(SC)やスクールソーシャルワーカー(SSW)は現状足りているか?特に福祉との連携であるSSWは市内2名で20校を回る現状。本当にそれでいいのか?

 先生方の働き方改革も含めて増員は必要ではないか?

 <教育委員会の返答>現状足りているというもの。またSSWは直接的支援ではなく、先生方へのアドバイスや支援がメインという返答。

 「再質問」SSWの役割が文章で明記されているものの、別の見解で保護者への直接的支援はない様子。自分たちが作った「チーム体制の構築やチームとしての資質向上、保護者支援体制の構築や関係機関との連携のた目の連携力向上のために配置」としているが、今は年1回の各学校の研修に主が置かれている現状に対して指摘。また福祉や地域の力が必要不可欠。

 <動画に対する意見>現役の先生からも、課題に対してSCやSSWは対応できていないが、その現状を市教育委員会が理解していない。仮に理解できたところで今の2名だけでは対応時間的背景から専門性には欠けるので、形だけになってしまっているというもの。

 【総括】働き方改革及びそれぞれの専門性を活かす方向性はもう少し多角的に考える必要があると考える。

② ICTの活用によって学びたいけれど学校にいけない子たちへの支援はできないか?

 学校からタブレットを持ち帰れない現状、通えない子が100名以上いる中でどこまで本気になって学びを伝えていくか?

<教育委員会の返答>当事者や保護者と相談し、適切な方向に進めていき、オンラインも一つの手段だと考えるが、今は配信できていない。令和7年度から民間の動画配信サービスの本買う導入も進めている。学力保障の選択肢の一つであり、どんなものが最適なのかを考えて実施していく。

 「再質問」まだまだ保護者からは取り残され感が強い。勉強しなくていいと思う反面普通に通っている子どもたちと比較していしまう。その思いを大切にしてほしいと要望。

<動画をみた意見>なぜこれだけ不登校が増えているのか?授業は工夫され面白いのに不登校が増える原因を教えてほしい。

【総括】学校の授業が面白いにもかかわらず不登校が増加する背景には、多様な要因が複雑に絡み合っていると考えられます。
1. 学業以外の要因として、人間関係の悩みとして友人関係のトラブル、いじめ、先生との関係などが、学校に行くことへの強い抵抗感を生んでいます。
 特に、SNSなどを通じた人間関係の複雑化が、子どもたちの心理的な負担を増加させています。
・家庭環境の変化として、経済的な問題、保護者の過干渉や無関心など、子どもの心理状態に影響を与え、不登校につながることがあります。 また貧困や共働きの増加などによる生活リズムの乱れも、子どもたちの心身に悪影響を及ぼしています。
・社会の変化として、情報過多の社会において、子どもたちは常に多くの情報にさらされ、精神的に疲弊しやすい状況にあります。また、将来への不安や、社会に対する不信感などが、学校に行く意欲を低下させることも考えられます。
2. 学校側の要因
・授業以外の学校生活への不満として、部活動や学校行事など、授業以外の学校生活における人間関係や活動内容への不満が、学校全体のイメージを悪化させ、不登校につながることがあります。また学校での人間関係が上手く構築できない子が増えています。
・学校の雰囲気として、学校全体の雰囲気が、子どもたちにとって居心地の悪いものである場合、不登校につながりやすくなります。特に先生と生徒のコミュニケーション不足も要因の一つです。
3. 個人的な要因として、発達障害や学習障害があり、発達障害や学習障害を持つ子どもたちは、学校生活において様々な困難に直面しやすく、不登校のリスクが高くなります。
・心理的な問題として、不安障害、うつ病、適応障害など、心理的な問題を抱える子どもたちは、学校に行くことが困難になります。
・ゲームやインターネットへの依存も課題としてあり、学校よりも面白いと感じる事が多くなり、昼夜逆転の生活になる場合もあります。

 今後もこういった課題を社会全体が捉え、学ぶことが楽しいと思う子ども本来の姿になれればと思います。

 何より、民間の動画配信サービスという質だけの確保ではなく、やはり知ってる先生の授業配信がいいんだというあたたかい繋がりの思いはしっかりと伝えていきたいと思います。

③学校から距離をおくまでの未然の対応について

 現在八上小学校が行っている朝の健康観察のプルダウン形式が、なかなかうまく機能していないこと、もっと直感的な観点で子どもの心に寄り添えないかというもの。

 

上記のように、医療や福祉では自閉症の子も含めて、感覚的観点で子ども心に寄り添っているが、そういった方向性はあるか?

<教育委員会の返答>導入は令和5年度から考えており、すでに配布されているタブレット内にある「学びポケット」という感情スケールを使用しようと考えている。

「再質問」心を病んでいきかけているこどもたちが、わざわざアプリを探しに行けるだろうか?その学びのポケットをTOP画面に配置できないか?

「動画をみた方の意見」宝塚では「学びポケット」を使っているが、一斉に使うと教室内のWi-Fiが止まるといういう話を聞いており、アプリを一斉に使える環境になっているかがポイントだ。

【総括】まだまだ子ども目線ではなく、子どもの心に寄り添う気持ちが弱い。福祉や地域の力が必要不可欠になっている。

④次年度の生成AI型対話アプリの活用の可能性について、さらに子どもの心に寄り添う方向性はあるか?

<教育委員会の返答>生成AIが相談相手になっていることは理解しており、近隣市の状況を注視しながら考えていくとのこと。

「再質問」三田市が行った生成AIの事後アンケートデータで面白いことが分かった。それは9人のキャラを設定し、不登校を経験したなんでも受け止めてくれる優しいお兄さん・同級生(男女)・不登校の熊・ロボット・先生2人(熱血先生と保険の先生)を行い、細かに対応したが、一番人気は同級生、次いで不登校を経験した優しいお兄さん、ロボットとなり、一番の不人気だったのが(ここがポイント)先生2名への相談はほとんどなかったとのこと。このことを今後の方針の中で意識してほしいとのことを伝えた。

【総括】子どもの抱えている課題や不登校児の教育の確保は、今までと同じような感覚で教育を考えていると見えにくい。子どもたちのICTの活用やSNSの脅威も含めながら、気持ちで寄り添う教育の推進について、今後も他市の状況や先進的な取り組みを注視しながら、しっかりと子どもたちの未来のために提言していきたいと思います。

 

 

岡野幼稚園卒園式・岡野小学校卒業式

3月に2回の卒園・卒業の式に招待されました。

上の息子が15年前と上の娘が17年前に岡野小学校を卒業したのを思い出しながら

今回卒業する方々を見送りました。

今の卒業式はセレモニーになっており、感動して見せていただきました。

この子たちの未来のためにも

今必要なことにしっかりと取り組んでいきます!

またご意見ください。

YouTubeを見た方から・・・

動画で即新しい人から相談。

今日は4対1の小学校2年のイジメの案件で〇〇小学校にいきました。

母親と校長と教育委員会の課長と話し合いをしました。

学級崩壊とイジメは🟰になりやすく、先生の資質と校長の資質の課題が多いですが、とりあえず、前に進める話をしました。

校長の対応が弱いことなどを指摘し、イジメられる側を隔離していくというおかしな話も指摘しましたが、校長は安全のためと憤慨してました。
まぁこの3月で役職定年なので保守的で、次の校長に期待するしかないのかもしれません。

このイジメは様々な家庭的な要因が入り混じっており、小2なのに性的なイジメ、怪我をするくらいの暴力的なイジメがあり、転校生である相談者の子どもは、3学期不登校気味になっています。

いじめている4人に大きな課題が見えました。

そのため3点の方向性
・性的な部分対応
・いじめに対する考え方
  隔離ではなく見守り型
・4人に発達的課題があるのでその支援

上2つは学校単独で、しっかり考えてもらいます。

最後の部分は、
議員としてはここまでしかできないので、私のもう一つの顔
発達支援の専門家としての部分で、今回の子も含めた5人の心の寄り添いの支援をおこなうことにしました。

とりあえず、この5人の心を近づけてみます。

いじめられておる子のお母さんも同席していきます。

この活動は、3月1回、4月に数回してみることにします。

とりあえず、プレイヤーとしての顔で対応していきます!

教育委員会も校長も即オッケー出しました。

やっぱこっちの方が性に合っています😛

1年のご報告

この1年の活動、一般質問に関して掲載した広報誌を市内に配布しました。

これ以外にももちろんいろんな場所に足を運んだり、いろんな意見をお伺いしています。

<福祉と教育の会派の広報誌>は月末になりますが、またそれもご覧ください。

 なんにしても、皆さんのご意見やご要望をしっかりと市に伝えていきます。

3月12日 一般質問終了

一般質問にて「誰一人取り残されない学びの保証について」を質問しました。

基本はYouTubeで見ていただく方が早いと思います。

※1時間くらいありますので、のんびりご覧になるか、聞き見してください。

1-1 学校内の教育を受けられない子どもたちへの支援について

 丹波篠山市の教育は、保護者や学校を訪問した元教員からも高く評価されています。一方で、その素晴らしい教育を、不登校や病気欠席を理由に受けられない子どもが100名以上いるという現状があります。

教育機会確保法(義務教育の段階における普通教育に相当する教育の機会に関する法律)第一章第3条では、不登校の子どもが安心して教育を受けられるよう、学校環境を整備すること、教育を十分に受けられていない者の意思を尊重し、教育機会を確保すること、教育水準の維持・向上を図ることが求められています。

しかし、現状では 地域ごとに取り組みの差があります。子どもや家庭が抱える課題や原因が異なること、支援のスピード感が不足していること、家庭への支援が不十分であること、支援を拒否する家庭や子どもへの対応などの問題が指摘されており、今後どのように支援の幅を広げていくかが重要であると考えます。

・その中でスクールカウンセラーとスクールソーシャルワーカーの拡充で、現場の先生方の負担を減らすために必要だと考えるが、市としてどうなのか?

・どのくらい教育と福祉が連携できていますか?

・学びたいけど学校に行けず学べない子のために、ICT等を使用した配信や電子黒板による授業配信は考えているか?

・子どもたちのその日の気持ちを大切に受け止める感情スケールの導入は考えているか?

・三田市が行っている生成AIをつかった相談などの導入の見込みはあるか?

こういったことを教育委員会に確認しています。

 そこで・・・

 <SCやSSWは足りてるとのこと>

 現場の先生からの意見に、教育委員会はトンチンカンなことを・・・

 これは教育の考え方のズレがあっても仕方がないかもしれない。

 <ICTはできない>

 誰一人取り残さないって・・・口だけになりますか?

 しかも今は学校にこれさえすればOKで、サポートルームで授業も受けれませんよ。 

 <感情のスケールは学びポケットというものを使っていくらしい>

 どこにあるか、困ったときに探せますか?

 直感的に打てるのが今回の趣旨、なかなか伝わりません。

 <生成AIは良いものを考えていく>

 動きが遅い・・・100人以上困ってますよ。

 なんのためにタブレットがあるのですか?

 100人というのはとりあえず何もできてない子たちで、フリースクールや

 夢ハウスでの授業のオンラインはないため、単純に100人じゃないですよ。

 

 子どもは未来の宝ですけど・・・

 学校に通えないのは、家庭のせいではなく、今の学校のせいなんですよ!

 そこが本気で分かれば、もっと本気で動けるのですが・・・

 

MIRAIノート開発秘話

大阪教育大学と三田市が共同開発したMIRAIノート

子どもたちの気持ちに寄り添うために、子どもの気持ちを少しでも理解するために

子どもたちのタブレットにでてくる9種類の生成AI

かなりキャラ設定で苦労したとのこと

AIなので予想を超える動きもありつつ、指摘してしまうことになったり・・・

そんな中お隣の市の三田市の小中学校でモデル使用されました。

先生には話せないけど、口に出したいこと

・なんでも指摘せずに聞いてくれるお兄さん型AI

・山の学校に通えない不登校の熊のAI

・同い年の女の子のAI

・淡々と答えるロボット

ほかにもたくさんありますが

・保健の先生AI

・体育教師のGENKIというAI

この中で、やはり2人の先生のAIは人気がなかったようです。


この報告会では、生成AIを活用した対話アプリの開発とその教育現場への導入について議論されました。
児童生徒の心の変化を早期に把握し、不登校児童の増加に対応するための新たなコミュニケーションの場を提供することが目的。
AIキャラクターとの対話を通じて、児童生徒が自由に思いを表現できる環境を整えることが重要とされています。

1. 生成AIを活用した対話アプリの開発
2. 児童生徒の心の変化を早期に把握する必要性
3. 不登校児童生徒の増加とその対応
4. AIを活用した新たなコミュニケーションの場の提供
5. プロジェクトの背景と目的
6. AIキャラクターとの対話機能
7. 学校と家庭でのアプリの使用方法
8. 大阪教育大学との共同研究
9.プロジェクトの実証実験とフィードバック

不登校の人たちが悪いわけではないが、そこに行くための心の燃料をどう供給するのかが重要である。
AIにすべてを丸投げするのではなく、実際に話をするという場面をどうやって組み合わせていくのかが重要とのこと。

生成AIを活用して、児童生徒が自由に思いや考えを表現できる場を提供する対話アプリの開発について。


児童生徒の心の変化を早期に把握するためのツールとしての役割。
不登校児童生徒の増加に対応するための新たなコミュニケーションの場の提供。
AIキャラクターとの対話を通じて、児童生徒が自由に思いを表現できる環境を整える。

生成AIを活用することで、児童生徒が人間関係の壁を感じずに自由に思いを表現できる場を提供し、心の変化を早期に把握することが可能になる。

ちなみにこの子どもたちの相談事は先生にはシェアされなかったことがポイントとのこと。

三田市のメインの担当者が熱い暑い!

この考えが今の丹波篠山の教育委員会にもてるか?がポイント。

この生成AIはSC(スクールカウンセラー)やSSC(スクールそしゃるワーカー)の代わりではなく、あくまで一つのツールとして、少しでも子どもたちの心に寄り添えたら、という思いで開発されています。

そんな素敵な子ども主体の思いが丹波篠山でも広がりますように・・・

<因子分析の結果等の写真>

このシステムによって、子どもたちの心の思いはかなり晴れたようだが、解決にはまだまだ時間がかかるものであることと、まず何より対話が重要な役割を果たす。

自尊感情とレジデンス
 自尊感情とレジデンス(思考回復力)は、子どもたちの心理的健康において重要な要素であり、これらが低い子どもたちには特別な支援が必要である。

つまり 自尊感情が低いと、子どもたちは課題を抱えやすい。
また、レジデンスが向上することで、思考回復力が高まる。

自尊感情とレジデンスの両方が低い子どもたちに対しては、特別な支援が必要であることがわかってきた。これにより、子どもたちの心理的健康を向上させることができる。

 自尊感情が低い子どもたちには特別な支援が必要。

 こういったことがデータより見て取れた。