7月の動き

7月は毎年特に多彩な依頼を受けて活動します。

もちろん議員活動のご意見や会議なども多数きちんと参加していることを念頭に置きつつ

0歳児の親子遊び教室、先月は1歳児2歳児と行っておりますが、0歳児にしておいた方がいい動きやかかわりなど、一緒に楽しく遊んでいきます。

去年からいろんな地域の0歳児~2歳児の遊び教室の依頼がかなり増えておりますが、私は広報は特にしていないので、依頼があれば動く形になります。

赤ちゃん時代からお母さん・お父さんがかかわり方や反応の受け取り方がわかると、しっかり一緒に発達していけます。そんな教室。

お隣の丹波市の生活訓練事業を受託し、リハビリや機能訓練といった訓練項目を実施する教室と、レクリーションやスポーツをする健康増進の教室を年各16回受けています。

先日言った5年に1回の更新が必要な健康運動指導士

これなんかは、医療寄りで病院なんかでもリハビリなどをしたりする資格を使い、機能訓練の方はその資格で行います。

健康運動指導士(Health Fitness Programmer)の役割は、単なる運動の指導にとどまらず、個人の健康づくりを総合的にサポートする専門家です。以下のような活動領域があります:

🧭 基本的な役割

  • 健康増進のための運動指導:体力や健康状態に応じた運動プログラムを作成・実施。
  • 疾病予防の支援:生活習慣病などの予防に効果的な運動の提案。
  • メンタルヘルスへの配慮:ストレス緩和やリラクゼーションを目的とした運動支援。
  • 🏥 医療・福祉分野との連携
  • 医師・理学療法士と協力:リハビリや慢性疾患管理のための運動指導。
  • 高齢者施設・障害者支援施設などでの活動:個々のニーズに合わせた安全で効果的な運動の導入。

そうして、個人的に行っている夜間の運動療法支援

18歳未満のお子様を運動療法で日々支援していますが、18歳以上の方も自分の身体が使えるように支援します。

私が行っている運動療法は、頭(思考)と心(感情)はからだと大きくつながっており、頭(思考)が疲れてくるとからだも動かなくなったり、身体が傾いたりします。そういったものを逆から支援するドイツの運動療法で、身体が元気になれば心も元気になります。そうして心が元気になれば頭も前向きになります。

また身体がうまく使えないということは、脳機能の一部を使用していない状態であり、その使用していない部分をしっかり使用することですごく生きやすくなっていくものです。

これは身体から出るホルモンの分泌や、右脳や左脳をそれぞれの領域をうまく使うことで、脳のコントロールもうまくなるといったドイツのスポーツ科学という運動療法で、これも広報していませんが口コミと言われるもので、月10人くらいをお受けしています。

しかし、今は忙しく急なキャンセルや職員にお任せしたりして迷惑をかけている方もいます。すいません。

今できることを、一歩ずつ。

しっかり行っていきます!

今年も人間ドックお世話になりました。

いろいろ故障しかけていますが、スポーツトレーナーらしい身体に戻していこうと頭(思考)では考えていますが、心(感情)がまだついていきません。

「ダイエットは明日から~♪」なんて歌が過去にありましたね。

なんとか、今から・・・

国政選挙に伴う市民の意識

選挙の前になると一生懸命動く人、選挙にだけはいこうと声高々にいう方々

特に否定するつもりもないですが、これってどうなんでしょう?

スポーツ科学の脳の部分からひも解いてみたいと思います。

人の思考と感情は動くということをする時に大きく影響をあたえるものです。

【選挙に行って世の中をよくしよう】

 これがわからない人は世の中のごく少数だと思います。

 ほとんどの人が日本が良くなってほしい、当たり前の生活がしたいと思っています。

 あくまで私が言っているのは【理解】であり、【理解】=思考の部分となります。

 ただ、期待したい政治がない場合、そのために日曜日行くかという課題になります。

 この部分が【感情】の部分となります。

 逆を言えば期待したい人がいないという感情といかないが=(イコール)になっている可能性があり、

 それが今の投票率の低い理由の一つになっています。

ここで大切なこと、

私は投票に行くことはとても大切だと思っています。周りにもしっかり投票に行くように話をしていますし、世の中は自分たちの手で変えていくものだと伝えています。

しかし、市議選にしても国政選にしても投票率が低い。このことが呼びかけでだけでなんとかなるものなのか、若い人たちに聞いてみました。

もちろん、声をかけられた人はある一定行くことがわかっているので、それも大切なことです。

その中で一番多かったものが今回の【思考】【感情】の課題でした。

選挙に行くことで世の中が良くなる可能性があるのは皆さんよくわかっています。

しかし具体的な政策がピンとこなかったり、何をしていくのかがわからないというものでした。

また親世代が失敗したのだから、それを子どもにおしつけるな!自分たちがつぶしたものは自分たちで何とかしろ!というものもありました。

これに近い意見で、親や先生の言うことを聞いて大人になったのに、その親や先生が間違っていましたという今の世の中、私たちはどうしていったらいいのか?

特にすごい意見として私が感銘をうけたのは

 「夏休みの宿題、いつも最後にしかしない人間が、今の政治に興味を持てるか?」というものでした。

 たしかに、

 宿題はしなければいけないことはわかっている。

 早くやれば後が楽になる

 目の前のことに取り組むことが大切だとわかっている

 これら全てが【思考】によるアプローチで分かっていることです。

 でも【感情】が邪魔をして、面倒くさいことを後回しにしてしまいます。

このあたりが、今の政治に無関心といわれる人と大きくつながると思います。

みんな動かないと日本はだめになる!と分かっています。

しかし、わざわざ時間を作ってという部分が、この夏休みの宿題と似ています。

見通しや理解の【思考】はみんなありますが

【感情】に伴う後回しは、夏休み最後になってわかる心理と似ていると思います。

実際にこれに似た事例で

障がい者を持つ家族は福祉や人権をしっかり考えますが、障がい者が身近にいない人は他人事なのもこの思想とよく似ています。

そう、当事者はとんでもなく苦しんでいますが、当事者ではない人は気持ちがわからない・・・そのため無意識の差別がたくさん起こっています。

では、どうしていくのがいいのか?

これはやはり小学校から高校の勉強の中で、机上の勉強だけでなく政治を身近に感じられるような教育をしていかないと、さらに世間の思いと政治にかかわる人の思いはさらに離れていくと思います。

つまり、選挙にいけ!とだけ言う人には、なぜ、若者がそこに向かえないのか、私たちが行ってきた教育や世の中の風潮がいかに間違っているかが抜けている方も多くいます。

若者たちの意見を聞いていると

投票にいってくださいませんか?と頼むことが、大切な気がします。

私たちがおこなった世の中への動きが失敗していることも否めません。

若い世代にお詫びしながらお願いしていくことも大切です。

もちろん、私は市議会レベルから国を動かすつもりで毎日、小さな事案を大切に動いています。

 

 

 

7月の視察

議場モニターや市民へ政治の参加などについての視察

雲南市は丹波篠山に似た山の中にある町

同じような課題を抱えておられ、全国的な課題に向き合っていく必要があります。

目の前のことを大切に、日々前向きに取り組んでいきたいと思います。

6月の視察

大阪府茨木市のおにクルの講演会へ

茨木市長の講演会「日々誰かと出会い何かが起こる」~「おにクル」から広がるまちづくり~】

本講演では、茨木市の複合施設「オニクル」を中心とした事例をもとに、公共施設の開発と運営に関する課題と成功要因について、多角的な視点から紹介・考察が行われた。

① 公共施設開発におけるリスクと成功要因

成功要因として、オニクルでは市民を巻き込んだ丁寧なプロセス、明確なデザイン・コンセプト、職員の高い意識がプロジェクトを支えた。

課題・リスクとして、「物価リスク(建設中の資材高騰等)」と「政治リスク(首長交代等による方針転換)」が指摘された。

これらのリスク回避のために、「市民参加」や「市議会との連携」、「ステルスリーダーシップ(表に出ない市長の支援)」といったプロセス重視の姿勢が重要であると強調された。

② オニクルの設計・機能と市民の幸福

オニクルは、図書館、ホール、子育て支援、プラネタリウムなど多様な機能を併せ持つ文化・子育て複合施設。

年間来館者数300万人を超え、グッドデザイン賞など多数の賞を受賞。

設計段階から市民参加とワークショップを重ね、「子どもの声が聞こえる空間づくり」や「縦の道」などユニークな設計が特徴。

単なる機能の寄せ集めではなく、「育てる広場」や「サードプレイス」など、市民の豊かさ・幸福を重視する哲学に基づいて整備された。

③ 市民参加と共創の手法

市長自らが関与した「百人会議」など、市民の多様な声を丁寧に拾い上げたプロセスが紹介された。

建設前には実験的広場「イバラボ」で、スケートボードや焚火、マルシェなどを実施。これにより「使いこなされる施設」への基盤を築いた。

共創推進課など柔軟な行政の体制も、運営上のカギとなった。

④ 市民協働と施設の活用状況

年間768件以上のイベントが開催され、多くは市民自らが運営。

「オニクルキャンプ」や「高校生と行う花火実験」など、ユニークな事例が紹介された。

道路の一時閉鎖によるイベント活用、駅前再整備と連携したまちづくりの視点も紹介され、公共空間の再定義が進んでいる様子が伺えた。

3. 講演を通しての学び・所感

本講演では、ハード整備の成功が「丁寧なプロセス」「市民との協働」「理念とデザインの融合」に支えられていることが、改めて確認された。また、これらの手法が、単なる建物整備にとどまらず、市民の幸福やまちのアイデンティティの再構築につながっている点は、非常に示唆に富んでいた。

今後の公共施設整備やまちづくりにおいても、「市民との共創」「行政の柔軟な関与」「持続可能性と偶然性(セレンディピティ)」といった視点を意識して取り組んでいく必要性を強く感じた。

街を創る、まちを活性化せることは、市と市民共同で考えていくことが必要であり、いかに市民がそこに興味を持つかの仕掛けが大切であり、近隣の先進的な取り組みの現状を広く調査していきたい。

階段で座って読める画期的なアイデアも市民から。

亡き母の大切にしていた言葉・・・

「罪を憎んで人を憎まず」の意味

「罪を憎んで人を憎まず」という言葉は
 単なる表層的な意味だけでなく、人間社会の複雑さや、倫理、道徳、さらには法的な側面
 にも深く関わる教えです。

1. 人間性の理解と区別

この言葉の根底にあるのは、人間は不完全な存在であり、誰もが過ちを犯しうるという深い洞察です。罪を犯した人であっても、その人自身の存在価値や尊厳を否定するのではなく、その人が行った「行為」と「存在」を明確に区別します。

・行為としての「罪」
 許されない、あるいは改善されるべき明確な悪や間違い。これは厳しく糾弾され、
 場合によっては法的に裁かれるべきものです。
・存在としての「人」
 その行為を行った主体であり、感情や理性、そして更生の可能性を秘めた個人。
 その人自身の価値は、一つの罪によって完全に失われるものではないという考え方です。  
 この区別がなければ、社会は過ちを犯した者を徹底的に排除する方向に進み、復帰の機会 
 を奪いかねません。

2. 許しと更生の機会

 この言葉は、単に「憎むな」という消極的な意味合いに留まりません。むしろ、過ちを犯 
 した者への許しや、更生の機会を与えることの重要性を示唆しています。
・復讐心からの脱却
  罪を憎まず人を憎む態度は、往々にして復讐心や憎悪の連鎖を生み出します。この言葉
  は、そうした負の感情に囚われることなく、より建設的な解決策を模索することの必要
  性を説いています。 
・社会復帰の促進
  罪を犯した人が社会に戻るためには、周囲の理解や支援が不可欠です。罪だけを憎み、人
  を憎まない姿勢は、彼らが過去の過ちから学び、再び社会の一員として貢献できる道を
  開く可能性を秘めています。
  もちろん、これは無条件に全てを許すというわけではありません。罪の重さや、被害者
  の感情、社会の安全といった要素も考慮に入れる必要があります。しかし、根本的なス
  タンスとして、最終的な目標は個人の排除ではなく、問題の解決と個人の更生にあると
  いう視点を提供してくれます。

3. 法と倫理の狭間で
 この言葉は、法的な側面と倫理的な側面の双方に影響を与えます。
・法廷での適用: 裁判において、犯罪者を裁く際には、罪の重さを量ると同時に、その人
  の背景や更生の可能性が考慮されることがあります。これは、「罪を憎んで人を憎ま  
  ず」の精神が反映されていると言えるでしょう。 
・個人の道徳観: 日常生活においても、他人が過ちを犯した際に、その行為自体は非難し
  つつも、相手の人格全体を否定しないという態度は、人間関係を円滑にし、より建設的
  な対話を生み出す基盤となります。

「罪を憎んで人を憎まず」は、感情的な側面だけでなく、理性的な判断と、より良い社会を築くための指針となる言葉です。

 それは、人間が持つ弱さと強さの両方を理解し、過ちを犯した者に対しても、最終的には

希望と再生の可能性を見出すことの重要性を教えてくれます。

私は常にどんな人でも信じてしまう傾向があり、もちろん何度も騙されてきました。

しかし母はいつも「罪を憎んで人を憎まず」と言い続けるのでした。

さらに「騙すより騙される人になりなさい」・・・

はい、あなたの思いは私の根底にあり、人の短所は見ず長所のみ見るようにしています。

そうすると人は伸びていくのです。

すごいことだと思います。

子どもたちもそうですが、長所を認める、それは簡単なようでむつかしいことです。

しかしそれで伸びていくことを実感すれば・・・それは本当の意味で素敵です。

丹波篠山城のバリアフリーと中学校の部活地域移行

6月の水無月会議にて、

①誰もが気軽に訪れ、安心して過ごせる、ユニバーサルデザインのまち丹波篠山を目指して

 ・丹波篠山城 バリアフリー整備の具体策について

 ・案内表示と情報発信について

 ・教育現場のユニバーサルツーリズム体験について

②地域活動における体験格差の課題について

  部活動の地域移行と教育の公共性を問う

 ・部活動の教育的意義と今後の体制について

 ・地域間、経済面での体験格差の対応について

 ・指導体制と安全管理・周知について

 ・教育の公共性と今後の部活動の在り方について

 以上を、教育長や市長に提言しています。

  詳しくはYouTubeをご覧ください。

  https://youtu.be/x3w7zCQlCrE?si=VTdRQRCPxzT0nVBQ

 

   遠慮なくご意見ください。 よろしくお願いします。

地域の運動発達の依頼教室

6月は毎年かなり多い運動発達教室の依頼があります。まだ月末に3件あります。

お隣の丹波市の2歳の子たちのための運動発達講座 ルミネ2階にて(丹波医療センター)

これは2歳児の丹波篠山での運動発達の親子遊び教室

丹波篠山市内の小学校からの親子活動、発育発達遊びの講座

そんな感じで、たくさんの依頼を法人で受け、私の代わりに今後行ってくれる人を育成しています。

さて、来週は24日丹波市の1歳児運動発達教室と、27日の丹波篠山の幼稚園の運動発達教室

29日の日曜日は、三田市で講演会となかなか忙しい・・・

議員と兼業及び議員と会計年度任用職員との兼職

さまざまなご意見を頂きましたので、こちらに記載しております。

私、桐村は平成28年より丹波篠山市で一般社団法人SSKTという法人を立ち上げています。

基本は営利目的ではない団体です。

法人の主たる業務は・・・

・発達・発育に関する支援全般、スポーツ指導、からだの使い方支援、整体を伴う身体の改善

 上記に伴う講演会や勉強会及び地域教室の実施

・ドイツライプチヒ大学スポーツ科学部のスポーツ科学の講演や実演

 学校やさまざまなところで講演や実技、また授業を行っています。

・児童発達支援施設を、丹波篠山市に2施設、丹波市に1施設運営

・スポーツサポートセンターえがお(SSCE)を丹波市に開設して、障がい者や障がい児に対してリハビリ、健康体操やスポーツも含めて、障がい者への総合的な支援(丹波市より受託)

・年数回講演会を実施し、丹波圏域の方への発達支援の啓発に努めています。

  講演は北は名古屋市、南は鹿児島県にまでお声をかけていただいて行っています。

・発達支援コーチという資格の研修会を実施しており、年間数回研修会を実施します。

  おおむねこんな感じですが、こういった特性上いろんなところから依頼が来ます。

 具体的には・・・

  小学校や幼稚園の運動教室、地域の未就学児の運動発達教室、0歳児・1歳児・2歳児と分けた運動発達の教室、地域のPTAの親子遊び教室、地域の子育てサークルからの依頼、特別支援学校や養護学校の講師、障がい者スポーツセンターや児童発達支援施設の講師、障がい者スポーツの教室、障がい者のリハビリなどの生活訓練事業の受託(丹波市)、まだありますが、特に講演会の事業が全国から多く入ってきます。

こういった講演会や受託事業を、平成28年から受けてかれこれ9年目になります。

(※議員になって増えたのではなく、議員になって逆に減っています。ここがポイントです。)

一般的には、議員の兼業禁止(請負禁止)にあたるのではといわれる場合があり、自分のところに優遇している、自己の団体に有利になるようにしているというお声もお聞きしますが、実は逆で、データ的には議員になってこういった丹波篠山市からの請負は大幅に減っています。

 決して、その地位を利用して当該団体の契約締結に有利になるように動いてはいません。

 ただ、丹波篠山市からの請負も確かに今もあり、こうやって公開しています。

 1回 総額5,000円で職員3名配置、時間にして1時間半 ほぼボランティアです。

 また年間通して計算しても、全体の収益の1%にも満たさないボランティア事業です。

また、個人で受けている教員についても、フルタイムではなく時間配置です。

〇議員と兼業禁止の規定に定める代表の意義の中で、議員と会計年度任用職員の兼務の可否があります。

 →常勤職員はだめですが、パートタイムは入っていないため兼務可能です。

 現在、小学校・中学校・高校と時間教員で教えていますが、これも法人の収益としており、個人として受け取ってはいません。

 こんな形でご理解いただけるでしょうか?

 

市や県からの講演依頼

うちの法人はたくさんの講演や遊び教室の依頼を受けます。

議員になる前は個人で受けておりましたが、今は法人として、チームとして受託しています。

これだけたくさんの受託はあまりないと思います。

具体的な講師依頼は・・・

 -令和6年6月9日現在9月末までの分(丹波篠山市・丹波市・朝来市・三田市・福知山市等)ー

・幼稚園の運動遊び教室、その後先生たちへの理論の説明(年5回)

・0歳児の親子遊び教室(2件依頼)

・1歳児の親子遊び教室(2件依頼)

・2歳児の親子遊び教室(3件依頼)

・未就学(2-5歳)の子のための親子遊び教室(4件依頼)

・小学校親子遊び教室(PTAの依頼) 1件

・地区の特別支援学級や特別支援学校の運動遊び教室(2地区)

・講演会の依頼、法人のスタッフが行うもの 現在6講演依頼中

・講演会事業 外部講師うを依頼して法人が主催のもの 1回(9月14日)

・生活訓練事業 機能訓練やレクリーション事業の依頼 年16回(7月から)

・パラスポーツ(旧障がい者スポーツ)教室や支援 年12回

 現在9月末まででこのくらいあります。

  なかなかの依頼ではないでしょうか?

  地域の子育て・発育発達に関して、かなり地域に浸透したことができていると思います。

  その分、うちの法人もしっかりと内部研修を行って、地域に貢献できるように頑張っています。

  そんな中、桐村個人として県から受託しているものも1件だけあります。

  あくまで月2時間だけです、本当は週1でガッツリの依頼でしたが、議員の請負の規定があるため、最低限のみの教室として以前から受けています。(丹波篠山市外の分です)

  時間講師としてできることもしっかりやっていきます。

  

ボランティアと本人の能力(子どもの未来のために)

日本と海外では、ボランティアに対する考え方や文化にいくつかの違いが見られます。

1. 動機と目的

  • 日本: 「世のため人のため」「困っている人を助ける」という倫理観や使命感に突き動かされる傾向が強いと言われます。無償奉仕という側面が強調され、「自己犠牲」のイメージを持たれることもあります。
  • 海外(特に欧米): 「自分がしたいから」という自発的な動機が重視されます。もちろん社会貢献の意識はありますが、同時に「自分のスキルを活かしたい」「新たなスキルを身につけて将来に活かしたい」といった自己充実の動機も高い傾向にあります。プロボノ(専門知識やスキルを活かしたボランティア)も活発です。

2. ボランティア活動の捉え方

  • 日本: 比較的に福祉分野や災害支援など、困っている人への直接的な援助活動がイメージされやすいです。ボランティアが「特別な行為」と捉えられる傾向もあります。
  • 海外: より広範な活動がボランティアとして認識されています。例えば、地域コミュニティのイベント運営、環境保護、文化活動、教育支援など、多岐にわたります。また、ボランティアが日常生活の一部として、ごく自然に行われるものという認識が強いです。

3. 参加率と社会的位置づけ

  • 日本: 定期的にボランティアに参加している人の割合は、欧米諸国と比較して低い傾向にあります。ボランタリーセクターが未だ発展途上という見方もあります。
  • 海外(特に欧米): ボランティア活動への参加意識が高く、国民の参加率も日本より高い傾向にあります。社会的な活動がボランティアに委ねられている側面も大きく、ボランティアが社会を支える重要な柱の一つとして認識されています。

4. 「親切」や「援助」に対する考え方

  • 日本: 困っているように見える人がいたら、頼まれなくても自ら手を差し伸べる傾向があります。
  • 海外(特に欧米): よほど親しい関係でない限り、困っているように見える人がいても、まずは見守る姿勢が強いです。助けを求められてはじめて行動を起こすことが多いですが、一度関わると問題解決まで親身にサポートする傾向が見られます。

5. 報酬・謝礼への考え方

  • 日本: ボランティアは「無償」であることが前提とされがちです。交通費や少額の補助があっても「有償ボランティア」として区別されることもあります。
  • 海外: 報酬を目的としないという点は共通していますが、交通費や食事、制服などの補助が出ることは一般的であり、それがボランティアの範疇とされています。

これらの違いは、それぞれの国の歴史、文化、社会制度、教育などが複雑に絡み合って形成されてきたものです。近年、日本でもボランティアの多様化や、自己充実の側面を重視する動きも見られますが、上記のような状態です。

もう一つ大切なことがあります。

それは謝礼の分となります。これが世の中の専門職の賃金を抑えている場合もあります。

例えば、有名な音楽家がおり、その方に地域の方が簡単な作曲を依頼しました。

地域のことなので音楽家は喜んで創りましたが、地域の方はお菓子のみで謝礼は渡しませんでした。

この間違ったやりとりはよくある話です。

地域の方は「お金浮いた」とか「無料でラッキーやった」という見解でしょうが、音楽家の技術は基本有料なわけです。音楽家は海外に留学などをしてたくさんのお金を使って今の立場にいるはずで、何もせずに今の立場にはなっていません。

最初に「〇〇しか払えませんが、地域ということで格安でお願いできませんか?」ならOKだと思います。このボランティアを受けるか受けないかは、本人次第だと思います。

私も地域の運動教室をよくお願いされたりしますが、地域から無償でいいですか?とか、ボランティアでお願いできますか?言われるときもあります。 

 (議員になる前の話です、議員になってからは基本個人ではうけません)

そういった場合は基本説明したうえでお断りしますが、「へー、お高く留まってらっしゃるわ!」と嫌味を言われる場合もあります。

あれれ?おかしくないですか?

運動教室希望!でネット検索すれば、一定の金額が必ず必要になります。

近所だから無料?

地域やから無料のボランティアでやってくれよ!

少しこの考え方は間違っていると思います。もちろん1パートくらいならボランティアでやってもいいですが、丸投げが多く、それでは受けることはできません。

私も海外留学やスポーツ指導者の資格をとるために何百万と使っています。お金の問題ではなく気持ちの問題でもなく、価値の課題なので「本当は〇〇支払うべきなのですが、〇〇くらいで何とか助けてくれませんか?」と言われれば1回はボランティアとして受けます。2回目以降は1回目の内容を見ていただいてから金額は判断していただいたら、それに対してお受けしたりできます。しかし「〇から聞きました、地域貢献ですごいことやってくれるんでしょ?」と言われれば、まだ現役世代であるためお断りするということです。

少年・少女を指導や支援するスポーツ指導者も、ある一定の金額を頂いて、きちんと子どもたちの身体のことを理解する研修や勉強が必要です。そのためのお金が必要です。私も単に競技を教えるのではなく、その前段階の発育発達の勉強はかなり行ってきました。

この発育発達の理論がきちんと理解できていないと、中学生までは身体を壊してしまいます。

子どもたちの身体や発達状態は千差万別

個々の対応のための技術や理解が必要であり、無理解の大人が子どもの可能性をつぶしている事例をたくさん見ます。

私がドイツに留学していた時に見た地域のスポーツ指導者の現状は、必ず数か月のこどもの身体の発達のための研修会が義務付けられており、だれでもボランティアで子どもに運動を教えることができるのではなく、きちんと地域で子どもを育てていくんだ!ということが国・県(州)・市で制度化していました。

この内容は6月の水無月会議の部活動の地域移行化の部分でも問う部分ではあります。

学校の先生OBだから運動発達的観点がしっかりしているというわけではありません。単に競技的に子どもを引っ張っていく力が優れているだけで、運動発達は苦手かもしれません。

話はそれましたが、無料だから何してもいいではなく、子どもの発達や成長は地域がしっかりと支援していく必要があり、少子化の今こそ、子どもを地域で育てていく必要があります。

さらに余談ですが、体育嫌いは学校の問題です。本人の問題ではありません。

そういった課題をしっかりと市内全域に広げていきたいと思っています。

もちろん、議会も変えていきますから!