
【*アンケートののこり3枚は最後につけてあります】
市からこのような文章が送られてきたと中学生の保護者達より相談がありました。
ふるさと1番会議や各中学校のPTA懇談会に出席された保護者からの苦情となります。
この3高校の統合の話は、県から正式な通達ではなく、まだ決定事項ではありません。
しかし市長の方針は、事前に手を打ちたい、事前に県に意見したいという形で、現在の高校3校の意向などを度外視して、進められているものでもあります。
確かに県は令和7年度に丹有地域で2校減にする方向性を出すと正式にいっていますが、丹波篠山で2校減らしてくださいとは言っていません。
もちろん、市長や教育長は県の教育委員会の方向性などで、内々の方向性を聞いているためこのような動きとなっていますが、そもそも今の丹波篠山の3校の意見が置き去りになっていますし、県が管理する高校に関して自分たちの思いのみ伝え過ぎになっている部分があります。
先日の東雲高校の会議でも、校長先生たちは
「まだ正式には決定事項出ない中、なぜ決まったように動いているのか?」
「何を市が勝手にやっているのか?」
「3校を1校にした学校の名前まで決めるのは意味が分からない」
「今いる高校生たちが不安になる」
「そのことによってさらに子どもたちが市外に目を向けることになる」
まず、市長は今の3校を残すことを最後まで言い切ってほしいという意見も多い中、市長は早々と白旗をあげて、それならなんとか新しい高校を!と主張になっています。
特に市長は「もう内々で決まっていることなんです、正式決定が出てからでは遅いのです」とのこと。
もちろん、この市長の考え方も完全に否定するわけではありませんが、丹波篠山の3校に誇りをもって通っている今の高校生、これから丹波篠山の高校に行きたい高校生からすれば、かなりさみしい気持ちになることが理解しがたいのでしょうか?
3校残す方向で動き、それでもダメな場合はという主張で進めることができないのだろうか?
アンケートやふるさと1番会議で承認を得たという市のこの方向性は
絶対に見逃してはいけない課題だと感じています。



前にも書きましたが
私たちは最大限努力しました、しっかり魅力ある高校づくりに取り組みました。しかしどうしようもないなどどいう言い方は、国や市しかできず、一般企業なら【努力だけでなく、もっと目線をかえないといけない】と叱責される事案であり、もっと何ができるか?
そもそも魅力ある高校ってなんなのか?
市は魅力ある高校にというが、子どもにとって魅力がない現状と捉えられても仕方がない状況
子どもの考えと大きなズレがでていませんか?
このあたりがこの問題のキーであり、他の分野でも大きなキーとなってくると考えられます。