所轄事務調査 「民生福祉常任委員会」

本日は終日所轄事務調査として

市民生活部と消防本部との話や現地視察を行いました。

まずは市民生活部との話し合いと防災設備の備蓄について、調査しました。

大きな災害時の避難場所としての学校の備蓄の問題

防災無線の全市への対応

これは1台2万+電波の不具合時の追加アンテナの関係で、金銭的に無理とのこと

西紀地区と多紀地区はある程度配置済みとのこと

この部分で、防災無線の障がい者や高齢者宅への設置や、非常電源の問題について

非常電源は発電機では一定の電圧が供給できないらしく、バッテリー式でないと円滑電源が供給できないというリスクはわかりつつまだ検討段階とのこと

これは丹波篠山に大きな災害が来ていない神話からくる緩い思想らしい。

市の課長からプラグインハイブリッドの車にお願いして・・・という意見も出たが

自分宅も困っているときに、そんな他人のためにフォローできるだろうか?

本人も備蓄しておく必要があるが、自助・公助の関係は大切にして、公としてどこまでやっておくのかが大切であると感じました。

そこから各消防署へ

築44年の消防本部は、旧篠山町時代のものであり、27人体制から60人体制に変化しているものの、27人体制のままの大きさ

女性の休憩所は2名まで、それでは女性の消防士が2名以上夜勤で働けない状況

お風呂も男性は中にあるが、女性は通路を渡って外・・・でした

何にしても食堂もすべて60人が使えるものではなく、服も棚にかけると乱雑に見える状況

はやく検討する必要があります。

また西(西紀)と東(多紀)と南(今田)の出張所の問題

西の西紀の事務所はLEDの数が少なくかなり暗い・・・気分も落ち込みそうな事務所

東の多紀の事務所は平成時代に新築したようで、一番まともだが365日24時間体制ではなく、南の今田との1日交代で、車両も人員も移動する様子

先日のふるさと1番会議で今田の方は、2日1回救急車が居ないので、いない日だと外れだといわれていた。

消防署の方と、後何名増えれば365日24時間体制は可能か?と問うと

働き方改革もあり、今すぐに人数は出せないとのことだったが、これも課題

人命を守ってくれる方々の職場改善と、地域の要望も大切にしていきたいと思います。