僻地の診療所の現状

丹波篠山市にも地区内に診療所がないところに、市が診療所を開設しています。

草山診療所
小児科、外科は難しい
診療所のドクターは内科、肺が専門
数人の日から20人の日があるが、予約制ではないため大変
病院連携が難しいこと

一人でやっているので、血液検査の見落としがないか?等の不安もある様子
血液検査の簡易キットがないため、業者扱いとなり、簡易的なものでも次の日になる。
スタッフの定期的な確保の課題

総合診療のある丹波篠山医療センターの存在はありがたいが、今後の不安がある
街全体での健康福祉や健康寿命の延伸が必要

まむし等が多いが、丹波篠山市には血清がないので、緊急で一分一秒を争う状態の中不安が多い
このまむし等の対策や注意喚起は、学校教育の中で対応が必要であるとのこと
東雲診療所
後期高齢者が患者の基本であり、院長は15年勤められています。
感染症に特に配慮しながら診察をされている。

東雲は僻地の診療所ではなく、山鳥病院や小畠医院があるため、補助的な扱いだからやりやすいとのこと。
鼻から入れる最新の胃カメラがあり、春には胃の調子が悪くなる方が多く重宝している

篠山医療センターが3月末に6科目なくなった。
総合医療なので、診断はして丹波医療センターに回る
東雲からは眼科や耳鼻科や泌尿器科は岡本病院に回す

兼務されている後川の僻地診療所
外科は30〜40ccくらいの局部麻酔のみ、縫うくらいはするが先生の年齢が66歳で、
現在、定年延長で後2年の勤務だが、その後が決まらない場合は、続けられるか?
ここは医者には定年がないので、条例を変えていくことで対応は可能だと考えられる。

山鳥院長は82歳という高齢であり、山鳥院長の後がいない
息子たちは都会で勤務、帰ってくる可能性は低いとのこと。
後、何年かしたら東雲診療所と小畠医院のみとなり、病院難民が増える
経過観察が必要な状態
今田診療所
基本的な外来対応➕リバビリも可能
整形の患者は多いが、整形の先生は月2回(篠山医療センターより)
理学療法士が居らず、経過措置の治療
ただ、いつもの治療という高齢者スタイルなら伸びていく
篠山地区に出向いて行くよりかは、リバビリ効果が高い

内科でも心筋梗塞など心臓に強いので、救急受け入れの手前の判断が早い
僻地だが、僻地診療の中では圧倒的な患者人数

看護師の人数は3人で、1名欠員状態とのこと

医療の充実は必須であるため、課題を明確にして対策が必要です。